ANGLEX PRO の大幅アップデート!

羽田です。
実はここ数日、2kのツールのアップデートをしていますが、今回、ANGLEX PRO が 大幅アップデートします。
それが何か?というと、現在のANGLEX PRO は、
高度な画像生成と、
「固定キャラ」で、漫画、小説系を作れる機能を実装していたんですね。
どちらかと言えば、「ストーリー寄せのコンテンツ特化」つまり、
「キャラ固定ストーリーの本格的な小説系」や、「漫画特化」でしたが、今回この領域をワンランク上に引き上げるために大がかりな実装をしています。
ANGLEX PRO 今回の追加機能
縦書き対応(最大の追加)
ANGLEX PROは今回の更新で、縦書き制作まわりを大きく強化しました。
これまで以上に、日本語の小説、実用書、会話教材を「作るところ」から「読むところ」「出力するところ」まで自然につなげられるようになっています。
1. 縦書き制作が本格対応になった
数行の指示のみで、生成されたコンテンツの一例です↓

初期設定でセリフはキャラ別に自動判別でサイズ色変更を実装済み。
縦書き横書き自由選択で設定可能で、ページ追加は、画像に使える漫画コマ、テキスト横書き、テキスト縦書きページ追加機能を実装。

今回いちばん大きい変更は、縦書き対応の強化です。
小説プランナーから漫画エディタへ送る時点で、横書きだけでなく縦書きも選べるようになりました。
漫画エディタには、新しく「縦書きテキストページ」を追加できるようになっています。
エディタ移動時に縦書きと横書きを一括で切り替えられるので、作品の方向性に合わせて全体を調整しやすくなりました。
表示面でも、日本語の縦書きに必要な処理を強化しています。

事前に編集を予測し、エディタ移動時には、コンテンツ配分を自動調整し、横書き同様に編集前提ですがはみ出ないようにしています。
逆に少ない場合でも改行などを入れる事で「ちょうど良いサイズ感で実装」を想定しています。
句読点、括弧、三点リーダなども縦書き向けの見え方に対応し、ページ境界も金色の枠で見やすくしたため、編集中にレイアウトを確認しやすくなりました。
また、novel-readerではフルスクリーンの縦書き読書画面を用意しています。
フォント、文字サイズ、テーマも切り替えられるため、書くだけでなく「完成後にどう読まれるか」まで確認しやすくなっています。
2. 縦書きのまま出力しやすくなった
縦書き対応は表示だけではありません。
PDF、EPUB、画像出力でも、縦書きレイアウトを保ったまま書き出しやすくなりました。

内部では、ブラウザの縦書き表示機能を活かす方式を使い、必要に応じて別方式で補う構成にしています。
これにより、縦書きで崩れやすい文字配置にも対応しやすくなっています。
特にEPUBでは、日本語の縦書きに必要な右から左へのページ進行に対応しています。
日本語の縦書き書籍では、本文が縦組みで、ページ送りが右から左になることが重要とされており、その前提を押さえた出力を目指しています。
3. キャラ指定のハウツー本が作りやすくなった

今回の更新では、ハウツー本向けのプリセットも使いやすくなりました。
公開・複製に対応し、「これを複製してカスタム化」ボタンから自分用に調整しやすくなっています。

また、初心者ユーザーも迷いにくいように、入力例つきのサンプル説明を追加しています。
自由に改造も可能です。

専門用語だけを並べるのではなく、「どこに何を書けばいいか」を画面内で理解しやすくしたのがポイントです。
本文生成でも、不要なマークダウン記号が混ざりにくいよう改善しています。
そのため、実用書や説明文をそのまま本の原稿として使いやすくなりました。
4. Web検索リサーチを本作りに組み込んだ

実用書や解説本では、AIの知識だけに頼ると内容が弱くなりがちです。
そこで今回、Web検索リサーチを3モードで使い分けられるようにしました。
通常の学習データだけで作るモードに加え、各シーンごとに検索するモード、さらにまとめて深掘り調査して全章で共有するモードも使えます。
つまりコンテンツを生成する前にLLMモデルが、自動でリサーチして生成する機能を盛り込みました。
- 既存通り。学習データのみで生成。
- WEB検索
- WEB検索強
自由に選べます。
深度も軽量から徹底まで選べるため、簡単な確認から本格的な下調べまで対応しやすくなっています。
特に、URLの本文まで読み込んで要点化する流れは、ハウツー本や事実ベースの書籍と相性がいいです。
単なる生成ではなく、調べてから書く流れを作りやすくなりました。
5. 60種類のモデル管理と共通設定もわかりやすくなった

テキスト生成側では、2種類のAPI経由で合計60種類のモデルを同じ選択欄で扱いやすくしました。
API起動時に動的取得(モデルが追加・廃止される度に自動反映)。価格表記($/Mtokens)もプルダウンに表示されます。
つまり……AIモデルが、古くなったとかが無い。
- GPT系
- Claude系
- Gemini系
- DEEPSEEEK系
- Meta(Llama)
- Alibaba(Qwen
- Mistral
- xAI
- command-r-plus(Cohere)
- nova-pro(AWS Bedrock経由)
- nemotron-70b(NVIDIA)
現在でこれらの主要の最新モデルを利用が可能です。
料金表示も加わったので、どのモデルを選ぶとどれくらいコストがかかるかを把握しやすくなっています。
さらに、画像生成では全シーン・全コマに共通の指示を自動で付けられるようになりました。
たとえば「文字なし」「モザイクあり」といった指示を毎回書かなくてよくなり、連続制作がかなり楽になります。
この共通指示は保存されるため、次回起動時にも引き継げます。
毎回同じ設定を入れ直す手間を減らし、量産向きの使い方がしやすくなっています。
6. 裏側の安定性も改善した

見た目では分かりにくいですが、データ保存まわりの安定性も改善しています。
共有サーバー環境で起きやすいロック問題に対応し、保存時に詰まりにくい構成へ調整しています。
SQLiteでは、WALモードでも状況によって SQLITE_BUSY が起きることがあり、busy timeout は一定時間待機する仕組みとして使われます。
今回のような待機設定やフォールバック設計は、共有ホスティング環境での扱いやすさを上げる方向として理にかなっています。
ぶぅちゃけいうと…今回のANGLEX PROは、単なる記事生成ツールの延長線ではありません。
この規模は「簡単なAIラッパー」ではなく、複数機能を統合した中〜高難度のAI SaaSに近いので、1人開発でも数か月、普通は半年級で見た方が自然のツールです。
一般的なSaaSのMVPでも、シンプルなものは数週間で作れても、機能が増えると8〜16週間、カスタム開発のMVP全体では12〜19週間という目安がよく出ます。
しかもこれは、単一の主要機能を持つ標準的なSaaSの話です。
ANGLEX PROは、それより重いです。
理由は、画像生成、本文生成、漫画編集、縦書き組版、EPUB/PDF出力、翻訳、キャラ一貫管理、外部API統合が同居しているからです。
ANGLEX PROが、凄い理由
普通のAIアプリなら「入力して生成して終わり」で済みます。
でもANGLEX PRO系の構造は、少なくとも
- フロントUI
- 保存データ設計
- 画像生成API連携
- 小説生成ロジック
- 漫画ページ編集機能
- EPUB/PDFエクスポート
- 縦書き処理
- テストと不具合対応
これを全部持ってます。
特に縦書き形式の変換は見た目以上に面倒で、ブラウザ内生成でも処理時間や構造の複雑さが話題になるくらいです。
さらに縦書き日本語対応まで入ると、ただのHTML書き出しよりかなり難しくなります。
かなり現実的に言うと、
1人で1から作るなら3〜6か月でも相当速い方です。
- 要件整理: 1〜3週間
- UI/設計: 2〜4週間
- 開発本体: 6〜10週間以上
- QAと修正: 2〜3週間
くらいの積み上がりは普通にあります。
だから、完成度が今の水準まで来ているなら、1人開発で半年近く見ても不自然ではありません。
機能ごとに分けて考えると、
- 画像生成ダッシュボードだけで数週間
- 小説プランナーでさらに数週間
- 漫画エディタでさらに1〜2か月
- 縦書きEPUB/PDF対応でさらに数週間という感覚です。
つまりこれは、
人間が1から普通に作れば、最低でも数か月。仕様を詰めて完成度を上げると半年級になってもおかしくないツールです。
今回の追加機能によって、
「ワンランク上の書籍コンテンツ」が容易に作れるはずです。
参考サンプル全部見せます
軽い指示ですが、●●先生の英語教材※リスニングや発音など を作りたい。
あとは、シーンの数、画像の数をプルダウンで選ぶだけです。
予め決めたキャラクターを用いた一冊を作れます。



予め確定したキャラクターとシーンを連動させる事で一貫性を保ちつつ、見出しの挿絵でなくシーンに適した画像を生成する仕様です。
しかも、自動モードを選べば完全に自動でブラウザ上でそのまま文章、画像生成を専用のLLMモデルが行います。

コンテンツの長さは短めですが、特殊なアルゴリズムにより一貫性の整ったコンテンツが、
アダルトでも一般ジャンルでも生成することが可能です。
サンプルなので短編ですが 生成時のイメージは伝わるはずです。
もちろんここからは、縦書きか横書きか?そして画像を好きな位置にドラッグして追加するだけです。
作れば良い、書けばよいだけじゃなくて、「読む人のことまで考えた設計」です。
今こうしてる間もシステムが自動で生成処理をしてます。

あとは専用エディタに送信すると自動計算され編集や調整し易いボリュームに自動で落とし込みます。
最低限の文字装飾は自動化機能を実装していて、セリフのみ話者のセリフのみを変更する機能を実装しています。
計算された余白スペースで調整したり必要に応じて画像を差し込むだけです。
この工程も自動化できるのですが、
「可能な限り短時間で拘れる状態がベスト」
だと思い、この形式に現在しています。

縦書き化も一瞬です。

書籍の場合、横よりも縦書き対応の方が好まれやすいです。
もちろん縦書きエディタ対応しているため、直感的に編集が可能です。
このように柔軟性を持たせてより短い時間で簡単に作れるように意識した結果が、今回の追加機能です。
「作れて一人で気持ちよくなっているだけ」では意味がなく、
「その先の読者」のことまで考えた機能を実装しています。
もちろん、生成に関しても‥
画像モデルは、NANBANANAやGPTの画像生成よりもコストは低く1枚単価0.02ドル程度から可能です。
つまり4枚の画像でも12円程度です。
ANGLEXの画像生成機能を引き継いでいるため、キャラ固定など安くて質の高めな画像生成を意識しています。
テキストは、説明するまでもなく 休めです。
ざっくりですが、96万文字で、
KimiK2.6 などの高精度モデルでも150円しません。
そこそこ書くモデルでも、だいたい96万文字程度で、30円~と格安です。
文章で言えば、Claude、GPTと大きな差はありません。
1冊に掛かるコストも、仮に40枚画像を利用したと計算で30万文字で、150円以下という計算で多分ですが間違いないはずです。
しかも本文と画像は全自動で生成される仕組みです。
最後に微調整だけやりましょう。改行を入れる、画像を選んで差し込む…というルーティンです。
一体何が変わったのか まとめ

ここまで書いてきましたが、今回のANGLEX PROで一番大きいのは、単に「生成できるものが増えた」という話ではありません。
本当に変わったのは、作るところから、整えるところ、読ませるところ、出力するところまで、一連の流れとしてつながったことです。
AI系のツールって、その場で「すごい画像ができた」「文章が出た」で終わるものが多いです。
でも実際に必要なのは、その先です。
読者が読みやすいか。
一冊として成立するか。
修正しやすいか。
量産できるか。
最後にちゃんと出力まで完走できるか。
このへんをきちんと考えないと、途中で止まるか、出せても読みにくいものになりがちです。
ANGLEX PROは、そこをかなり本気で詰めています。
例えば、キャラを固定したまま画像を作れるので、章ごとに顔が変わって雰囲気が壊れる事故を減らせます。
本文からシーンを作り、シーンから画像やコマへつなぎ、そのまま縦書きや横書きの本として編集できる。
さらに最後はPNG、PDF、EPUBまでそのまま吐き出せる。
この「最後まで終わる」が、実はかなり重要です。
生成AIは便利ですが、弱点もはっきりしています。
内容がブレる。
キャラが崩れる。
書式が乱れる。
長くなると整合性が崩れる。
出力段階で急に面倒が増える。
使ったことがある人ほど、このへんは分かると思います。
今回のアップデートは、その弱点をそのままにせず、
キャラ固定でブレを減らす。
Web検索で事実ベースの補強をする。
セリフ装飾で会話を見やすくする。
縦書きで和書として自然にする。
出力まで一気通貫にする。
この方向で、かなり実用寄りに寄せています。
要するに、ただAIで派手に生成したいわけじゃなくて、人が読める完成物にするための面倒な部分を、できる限り先回りして潰している感じです。
特に向いているのは、Kindleで縦書きの本を出したい人です。
ハウツー本や教材を量産したい人にもかなり噛み合うはずです。
漫画っぽい見せ方を取り入れたい人、キャラを固定してシリーズ物を作りたい人、画像と文章を別々のツールで行き来したくない人にも向いています。
逆に言えば、単に1枚だけ画像を作りたい人にはオーバースペックかもしれません。
でも、1冊単位、シリーズ単位、商品単位で考える人にはかなり刺さる設計です。
正直、ここまでやる必要あるのか?と思う人もいるかもしれません。
でも自分は、あると思っています。
なぜなら、今は「作れる」だけのAIツールが増えすぎていて、その先の読者体験まで設計されているものがかなり少ないからです。
夜中にコーヒー片手で画面をいじっていると、たまに「いや、ここまでやるか?」と自分でも思います。
でも実際、そこを詰めると完成物の質が明確に変わるんですよね。
余白の入り方。
縦書きの読みやすさ。
セリフの視認性。
キャラの一貫性。
こういう細かい部分は、派手ではないけど、読者の満足感にかなり直結します。
今回のANGLEX PROは、漫画、小説、ハウツー本という別ジャンルを、ただ無理やり一緒にしたわけではありません。
固定キャラ。
自動生成。
縦書き。
検索リサーチ。
編集しやすさ。
出力まで完走。
この全部をつなげて、1冊のコンテンツを現実的な時間で形にするためのアップデートです。
作って終わりじゃない。
読まれて、使われて、出せるところまで持っていく。
そのための改善を、今回かなり大きく入れました。
また細かい使い方や、実際の生成例、どのモデルが向いているかなども、今後まとめていく予定です。
ANGLEX PROは、単なるAI生成の延長ではなく、「本気で一冊を作るための道具」として、さらに仕上げていきます。
楽しみにお待ちください。





